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山梨県就農支援センターの案内、就農までの流れ、就農研修・資金助成などの情報、就農に関する求人・求職情報山梨県就農支援センターの案内、就農までの流れ、就農研修・資金助成などの情報、就農に関する求人・求職情報

新規就農者の状況

  • 山梨県内の新規自営就農者は、平成8年から17年までの10年間では、年間50人前後で横ばい状態が続いていましたが、平成18年以降は、年々増加し、令和元年には年間145人を数えます。
  • 就農者別では、平成17年までは、Uターン就農者や新規参入者が多い傾向にありましたが、平成18年から定年帰農者が急増してします。これは、団塊の世代の60歳定年退職がピークを迎え、農家後継者で実家の農業を継ぐ人が増えたためと推察されます。
    また、昨今の経済情勢や農業への関心の高まりを反映し、ここ4年は、Uターン就農者や新規参入者が増加しています。
  • 次に、年齢構成について見ますと、国や県、市町村の就農支援策の充実を背景に、農業に生きがいを求める若者が増加し、ここ3年間は、20歳代と30歳代で全体の4割を占めています。
  • 就農後の作目として果樹栽培の割合が非常に多いのは、まさに『フルーツ王国・山梨』がブランドとして定着している証でもあります。
    本県のモモ、ブドウ、スモモ等は、全国を代表する産地であり、果樹の品質・生産量・出荷量もトップレベルであることや、農業大学校での教育や先進農家等での研修などで、就農支援への制度の充実により、就農機会も増加していることも大きく影響しています。
  • 一方、農業法人等に雇用される形で就農する雇用就農者は、50歳未満が7割を越えており、若い新規参入者が、農業法人等への就職を選択する傾向 が強まっています。これらは、6次産業化や規模拡大に向けた法人化や企業の農業参入が進み、雇用が創出されていることも要因となっています。

 

 

 
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