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新規就農事例

山梨県山梨市の出身。親元の果樹産地から離れ、全国有数の観光地である富士河口湖町において野菜と果樹の複合経営にチャレンジ

氏名大澤 武出身地山梨県山梨市
就農地富士河口湖町就農時期平成24年
経営作目野菜、果樹の複合経営
就農形態新規参入技術習得地元農家、JA等による指導
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就農決意・動機

平成10年に山梨市でサクランボ等を経営する兄の下に就農し、果樹栽培の栽培、経営技術を習得。平成12年から観光地である富士河口湖町においてサクランボの観光農園の開設に向けて、農地、施設等の準備し頓挫したが、河口湖町で盛んな高冷地の気候を活かした野菜に品目を変更して就農し、合わせて果樹栽培の準備も進めることとした。

就農までの経過(就農準備)

野菜栽培については、これまで経験がないため、就農当時、地元農家やJA、農務事務所等の指導を受けて栽培技術の習得に努めた。

技術習得地元農家、JA等による指導資金調達自己資金
農地確保借地資金使途農業機械等の購入
確保方法地元農家、JAからの紹介住宅確保住宅、作業場等を賃貸

経営概要

栽培品目トウモロコシ2.0ha、後作(ブロッコリー0.5ha、レタス0.3ha) モモ0.4ha、スモモ0.1ha農業用機械トラクター、マルチャー、動噴等
販売方法JA出荷、町直売所農業用施設
労働力本人、妻

就農しての感想

良かった点
新天地で地域の人たちから信頼が得られ、技術の習得、農地の確保などがスムーズに進んだこと。
苦労した点、苦労している点
就農後、野菜経営では順調に規模拡大、生産安定が図ることができたが、モモ、スモモの果樹経営では栽培地が林地に隣接していることもあり夜蛾による被害が甚大で思うような生産量が確保されていない。
地域との連携
日頃から地元農家やJAと連携をとっている。現在は忙しくて参加できてないが、今後、消防団などの地域活動に参加していきたい。

今後の目標(計画)

トウモロコシやブロッコリー等の高冷地野菜とモモ、スモモの果樹栽培を組み合わせ、全国有数の観光地である富士河口湖町にあった観光農業を確立していきたい。

就農を目指す後輩たちへの助言

就農に向けては在住地と就農地との生活ギャップがあることを理解し、近所との挨拶など地域に溶け込むことに心掛けることが重要である。

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