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新規就農事例

農業生産法人アグリ甲斐での地域おこし協力隊の活動を通じて栽培技術を習得や農地・住宅の準備を行い、市川三郷町を代表する露地野菜経営の農家に

氏名佐藤信也、純子出身地新潟県
就農地西八代郡市川三郷町就農時期平成24年4月
経営作目露地野菜栽培
就農形態新規参入技術習得山梨県農業協力隊制度
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就農決意・動機

信也さんは都内でプログラマーをしていたが、屋外での仕事が適していると思い、また、山梨県は首都圏に近く販売に有利だと考え選んだ。一方、純子さんは、都内で事務職に従事し地方への移住を考え、研修先をアグリ甲斐とした。二人はそこで出会い、独立・結婚した。

就農までの経過(就農準備)

平成21年10月から山梨県農業協力隊員として、市川三郷町とJA西八代が出資するアグリ甲斐でナス、スイートコーン等の農作業に従事した。その間に農地、住宅の準備を進め、平成24年4月から就農した。

技術習得山梨県農業協力隊(30ヶ月)資金調達自己資金、借入
農地確保借地資金使途農地借地代・資材・機械購入
確保方法アグリ甲斐の紹介住宅確保農家住宅の賃貸、自宅の建設

経営概要

栽培品目スイートコーン150a   ナス10a 水田100a キウイフルーツ15a 野沢菜 20a チジミホウレンソウ 10a農業用機械軽トラック、トラクター、管理機、動噴
販売方法市場販売(JA)、直売所、通信販売農業用施設
労働力夫婦二人

就農しての感想

良かった点
市川三郷町、JAをはじめ地域では新規就農者の受け入れに積極的で、非常に応援してくれている。 サラリーマンと違って時間の融通が利き、また、努力が直接成果につながり、なによりやりがいがある。 ナスの生産向上を目指して慣行栽培の改善を図り、その結果共進会で優等賞を受賞した。
苦労した点、苦労している点
当初紹介された農地は区画面積が小さく、また離れたいたため、作業効率が悪かっ たことたから、優良な農地の確保に心掛けてきた。 家を借りることができたが、使用期間でごたごたし、次の家探しで苦労した。
地域との連携
現在、農作業が大変忙しく余裕がないため、地域との連携は最小限に止めている

今後の目標(計画)

現在の売り上げをさらに経営規模を拡大し伸ばしていく。それに必要な法人化や雇用の確保を進めていく。

就農を目指す後輩たちへの助言

就農当初は大変厳しくものであり、苦労に耐えていかないと挫折してしまう。ただただ頑張るしかない。 農地、住宅の確保は簡単でないので、よく調べたり、協力をお願いするなどの取組をしたほうが良い。

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