公益財団法人 山梨県農業振興公社・山梨県就農支援センター » 事例2:谷戸有喜 ページの先頭です
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新規就農事例

全国を歩き回り山梨の八ヶ岳山麓で有機農業で就農。 子供とともに畑に、育児優先で自分に合わせた経営を展開。

氏名谷戸 有喜出身地青森県
就農地韮崎市穴山就農時期平成27年
経営作目露地野菜(根菜類、葉物)の有機栽培
就農形態新規参入技術習得農業法人研修
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就農決意・動機

大學の農学部に在籍中から農業をしたいと考えて、就農地を選ぶために全国各地の農家をまわり直感的に山梨県の中北エリアに決めた。

就農までの経過(就農準備)

新・農業人フェアに出展していた北杜市の農業生産法人に雇用就農の形態で3年間勤めた後、有機農業を学ぶために農業研修生として1年間勉強をした。山梨に戻り独立か雇用かで悩んだが先輩からの助言もあり独立で頑張ることとなった。農業次世代人材投資事業(準備型)を活用して有機農業の果樹農園で研修を受け、経営開始型を活用し独立した。

技術習得農業生産法人での雇用、研修。ドイツでの研修資金調達自己資金及び資金借入れ
農地確保地域の人の紹介で借地資金使途機械、施設、資材・生活資金
確保方法地域の人の紹介住宅確保賃貸アパート

経営概要

栽培品目根菜類100a(サツマイモ、人参、ジャガイモ、玉ねぎ等) 葉物野菜50a(ホウレンソウ、小松菜等年間10~20品目)農業用機械軽トラック、管理機、トラクター
販売方法直売所、マルシェ農業用施設育苗パイプハウス、作業舎、農業用倉庫
労働力本人

就農しての感想

良かった点
農業は好きなことなので、やりがいを特に感じたことはないが、自分がやればやっただけ収穫もあり、品質の良いものができるので、それがやりがいとなっている。自分が頑張った分稼ぐことができ、休みたい時は小休止できる自由度もあり、独立就農を選んでよかった。
苦労した点、苦労している点
採れた野菜を直ぐにお客様に食べてもらうことを目指しているが、そのために、自分の手の届く範囲で野菜をとだけられる店舗に自分の売り場を作ってもらい生産者の名前を表示して販売している。マルシェに出店すると丸一日の時間が取らてしまい、生産がおろそかになることがあり、出来る限り生産に時間をかけていきたいと考えている
地域との連携
就農地と住居地は離れているので、就農地では地主と仲良く付き合うようしている。 農業の困りごとについては、先輩農家や生産者グループと相談を行っている。

今後の目標(計画)

冬場の売り物がないので6次産業化を仲間と相談しながら進めていきたい。農業は何よりも自然の中で好きな仕事が出来き毎日楽しい。一緒に農業をする仲間を探して農業を続けていきたい。

就農を目指す後輩たちへの助言

自分に合った農業スタイルを見つけること。経営形態は専業、兼業にこだわらず、山梨県ではいろいろなスタイル可能だし兼業もありだと思う。山梨には独立就農してうる個人の方が多いのでいろいろな方なスタイルを見つけられる。

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