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事例3:果樹産地協議会と連携した樹園地の集積

[ 2018年4月23日 ]

地区名

甲州市

地域の特徴、現状

甲州市は、豊かな自然と恵まれた気候を生かた果樹栽培が行われています。ぶどうを始め、もも、すもも、おうとう、かきなど様々な品目が農業経営に取り入れられており、主に首都圏の市場に出荷されています。また、ワインや枯露柿の加工、観光農園といった6次産業化の取り組みも進んでいます。

経緯

甲州市を事業エリアとするJAフルーツ山梨は、関係機関と果樹産地協議会を設置し、これからの時代に合致した活力ある産地を構築するため「果樹産地構造改革計画」を策定しています。

平成28年度から、農地中間管理機構が果樹産地協議会に参画し、樹園地の担い手への集積、新植・改植を促進する制度が始まりました。

課題・問題点

樹園地は小面積で傾斜地が多く、農業従事者の高齢化や後継者不足による生産農家の減少により、栽培面積が減少し、産地の維持が難しい局面を迎えています。

このようななかで、果樹園地の担い手への集積を進め、栽培面積の規模拡大による生産力の維持・拡大を図りながら、次の世代に産地を引き継ぐためには、JAが有する農業者の情報を活用し、市町村による人・農地プランの作成・見直しを進めるとともに、産地協議会と農地中間管理機構が連携して果樹園地の集積の取り組みを進めていくことが重要です。

取組内容

これまでのJAによるアンケート調査によれば、受け手は直ぐに収益が上げられる成園を借りたいという希望が強く、農地所有者は、血縁関係者から受け手を探す傾向があります。

こうした実態を踏まえ、遊休農地をあらかじめ機構が借り受け、園地整備をして何年か果樹を育成した上で、新規就農者等に貸し付ける仕組み、具体的には機構がJAの持つ情報を基に適地を探し出し、機構職員が農地所有者へ事業の説明を行って借り受け、園地整備・果樹の新植・果樹の育成管理をJAに委託するという、本県独自の取り組みです。

成果

[整備した樹園地]

1.ぶどう :11アール シャインマスカット

2.ぶどう :20アール 甲州

3.も も :50アール 夢みずき、日川白鳳、さくら、はなよめ他

ぶどうの優良品種への改植のケース

 

老木を伐採

シャインマスカットを新植

 

不作付地にももの優良品種を新植したケース

整備前

 

50アールと広く、圃場条件の良い畑

堆肥の散布

植え付けられた桃

工夫した点

本県の峡東地域の果樹産地のJAには、担い手の育成と農地集積を推進するためのサポートセンターが設置されており、樹園地の出し手の把握、果樹経営支援対策事業を活用した園地の整備、産地戦略にあった品目・品種の選定と植栽、新規就農者や規模拡大を志向する担い手と樹園地の出し手とのマッチングを連携して実施しました。

 

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